2007年03月27日

「ピノキオの日記 〜さくら〜」

きのお さくらの花がさきますた。

おともだちじゃない ともだちが

「ぴのきよ、はなみに来いよ」

とさそってくれますた。

ぼくが

「どうせ、ぴのきよの顔のはなでも見るんじゃないの〜(笑)?」

とじょうだんをゆったら、

「きまってんだろ(怒)」

とゆわれて、はなにたくさん さくらの花をゆわえつけらりました」

みんなが

「じゃあ ごちそうたべて おなかを まんぷくにしようぜ」

とゆったので、

「じゃあ、せなかは さくらふぶきにしてやるよ」

と、とがらせた ゆびを見せてあげますた。

「さくらというよりは、ぼたんの色になるかもな」

とゆったら、みんないそいでおうちにかえりますた。

これから 一けん一けん おれいを ゆいにいこうと おもいます。

ちった さくらも ふうりゅう だそうです。




ぴのきよ


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posted by 何丸 at 09:20| ピノキオの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月22日

「ジャックと豆」

あるところに、ジャックという男の子がいました。


ジャックの家は貧しかったので、


あるとき、最後に残ったやせ牛を1頭、


売りにいくことになりました。


「なるべく高く売ってくるんだよ」


お母さんは、心配そうに言いました。


「だいじょうぶさ!」


ジャックはそうこたえました。


「本当かい?だまされるんじゃないよ!」


お母さんが念のためにもう一度言いました。


「もっと信用しなよ」


ジャックは自信をもってそうこたえました。


「牛をウシなうんじゃないよ!」


お母さんが最後にそう言うと、


「しつこいな!100人乗ってもだいじょうぶだよ!」


とジャックは言い捨てて、市場に向かいました。





ジャックが牛をひっぱって歩いていると、


一人のあやしいおじさんが声をかけてきました。


「その牛を、このすばらしい豆と交換せんか?」


ジャックは、こう言いました。


「でもー」


おじさんは、こう言いました。


「今なら、ソフトキャリングケースと解説ビデオがつきます」


ジャックは、こう言いました。


「だけどー」


おじさんは、さいごにこう言いました。


「送料金利手数料は全てジャッパネットが負担します」


すると、ジャックは、こう言いました。


「うん!」


すると、おじさんは、変装マスクをはずしました。


そこにいたのはお母さんです。


「やっぱり、アンタって子はっ!」





次の日、ジャックはまた牛を売りに行くことになりました。


ジャックが牛をひっぱって歩いていると、


一人のあやしいおじさんが声をかけてきました。


「ちょっと手相を見せてもらえませんか?」


ジャックは、こう言いました。


「でもー」


おじさんは、こう言いました。


「今、手相の勉強中なんです」


ジャックは「じゃあ」と手を出しました。


おじさんは手相を見るなりこう言いました。


「あー、これは豆を手に入れないと、


最悪、いつか死にますね。豆と牛を交換しますね?」


すると、ジャックは、こう言いました。


「うん!」


すると、おじさんは、変装マスクをはずしました。


そこにいたのはお母さんです。


「やっぱり、アンタって子はっ!」






次の日、ジャックは、またまた牛を売りに行くことになりました。


ジャックが牛をひっぱって歩いていると、


一人のあやしいおじさんが声をかけてきました。


「ちょっとアンケートに答えていただきたいんですけど」


ジャックは、こう言いました。


「でもー」


おじさんは、こう言いました。


「抽選でWiiが当るんですけど」


ジャックは「じゃあ!」とアンケートを書き出しました。


アンケートの1問目はこうでした。


「Q1 あなたの牛とすばらしい豆を


交換しないわけはありませんね?」


ジャックは


「はい」


に丸をつけました。


すると、おじさんは、変装マスクをはずしました。


そこにいたのはお母さんです。


「やっぱり、アンタって子はっ!」





ジャックは、とうとう失格となり、


牛はお母さんが売りに行くことになりました。


お母さんが牛をひっぱて歩いていると、


携帯に電話がかかってきました。


「あ、お母さん?俺。あのさ、事故っちゃって。ごめん」


お母さんが「アンタって子は!」と叫ぶと、警察が出てきました。


「お電話替わりました、オレオレ署の者です。


示談にするためには、至急、


すばらしい豆と牛を交換しないといけません」








お母さんは、急いで


牛とすばらしい豆を交換しに行きましたとさ。


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posted by 何丸 at 18:41| 新おとぎ話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月20日

「高度1万メートル」(作品312)

CA「この中に、お客様はいらっしゃいますか?」




客「私が客だが」




CA「こちらへ。妊婦が急に眠くなりまして」




客「それは大変だ。どれ、横にしてごらん」




CA「だいぶ、眠くなっているようです」




客「うむ、急いだほうがいい。君、しっかり羊を数えたまえ」




妊婦「ひー、ふー、みー」




客「急いでたっぷりの湯をわかして!」




CA「わかしてあります」




客「よし、コーヒーを入れてくれ」




CA「わかりました」




客「君は、妊婦を寝かせた経験は?」




CA「はじめてです」




客「わたしも高度1万メートルで妊婦を寝かせるのはさすがにはじめてだ」




CA「だいじょうぶでしょうか」




客「ああ。ロスアンジェルスに着くころには、可愛いベイビーの夢が見られてるさ」


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posted by 何丸 at 15:51| 単発コント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月16日

「ネズミ入りカレー」

客「おい、カレーにネズミが入ってたってホントか!」


店主「そんな、めっそうもないでちゅ」

客「ちゅ、って何だ!ちゅ、て!」


店主「チュウ意しておりますからご安心ください」


客「怪しい。噂はホントなんだろ?」


店主「勘弁してくださいよ。対応で寝てないんです。ネズにいるんです」


客「やっぱネズミ入ってたんだろ、カレーに!」


店主「ま、百歩譲って入ってたとしても死にませんよ…ネズミ以外は」


客「ざけんな!金返せ!」


店主「お客さん、ネズミくらいならいいほうですよ。駅前の店なんか、牛が入ってたらしいですよ」


客「あたりめえだろ!」


店主「それが、鍋から目を離した隙に、野生の牛がとびこんじゃったみたいで…」


客「入ったのかよ!」















店主「かなり、ギュウって感じで…」

posted by 何丸 at 22:14| 単発コント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月15日

「けんちゃん・しょうちゃん 〜卒園〜」(作品310)

けんちゃん「♪いーつにぃーなあーてもーわーすれーないー。ぐすん」


しょうちゃん「♪いーづにーなーでぼーわーずれーらいー。ぐええ」


けんちゃん「卒園式、感動したね」


しょうちゃん「した。」


けんちゃん「でも、また小学校で会えるね。しょうちゃんも公立にしたし」


しょうちゃん「でも、幼稚園の先生には会えらいよ…」


けんちゃん「そだね」

しょうちゃん「ぞうさんすぺり台もお別れら」


けんちゃん「年長はやらないけど、そだね」

しょうちゃん「この、この、このスモックとも、おわかれら…」


けんちゃん「そこは、別にいいんじゃない?」


しょうちゃん「スモック〜!」


けんちゃん「そんなら小学校に着ていきなよ、そのスモック」


しょうちゃん「それは…れきらい」


けんちゃん「だろ?小学生だもんね」










しょうちゃん「小学校用のスモックにしないと…」


けんちゃん「しとけ!」
posted by 何丸 at 10:23| けんちゃん・しょうちゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月12日

「難事件ファイル」(作品309)

警部「また殺しだな、やっさん」



鑑識「続くねえ。ガイシャは身元不明。着衣の特徴は黄色いコスチュームにマントにベルト。致命傷は頭部中央への拳による強烈な打撃…」



警部「うっ、すごい臭いだ。カレーの臭いだな、これは」



鑑識「現場にはカレーの臭気が漂っているが、実際に大量に残されているのは、これだ」



警部「なんだ、この大量のアンコは」



鑑識「犯人は恐らく、殺害後、奪ったカレーを何かにつめこんだ。しかし、大量過ぎて手に持ちきれず、何かに詰め込んだ。その際、たまたまバッグか何かに入っていたアンコを出す必要があった…」



警部「なぜ被害者はカレーを大量に保持していたか、だな」



鑑識「被害者の頭部から特に大量のターメリックや玉葱の反応が出てる」



警部「わからん。犯人は一体なぜカレーを持ち去った?」



鑑識「被害者は、持ち物から、かなりのカレーマニアだったらしい。これは推測だが、犯人は被害者からアイデンティティーを奪いたかった、のかもしれん…」



警部「まあ、いずれにせよ、各所に検問をはった。見つかるのは時間の問題だろう」



鑑識「そうだな。ここは県道以外は抜けられないからな。自家用ヘリでもあれば別だが」



警部「これだけの物証じゃ、検挙に至るかどうかわからんな。ガラの確保が最優先だ。ところで、やっさん、初孫は元気かい?」


鑑識「ああ。毎日、正義の味方のなんとかマンの真似事してるよ」


警部「血は争えねえ、てわけかい」


鑑識「よせやい」


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posted by 何丸 at 09:37| 単発コント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月09日

「モクレン」

「ほら見て、ハクモクレン」


「わ。きれいだな」


「桜は早いから、卒業にはモクレンが似合うよね」


「大学、決まったんだってな」


「うん。ダメだと思い込んでたけど」


「俺は東京には縁がなかったわ」


「…一緒に東京、行きたかったな」


「お、いいのかな?そんな思わせぶりな発言わ(笑)」


「ほんとだよ。今の気持ち」


「んなこと言って、夏には彼氏作って戻ってくんだから、どうせ」

「そんな、モテないって」


「いや、おまえはモテるよ。おまえ、性格いいしさ」


「おー、わかっとるねえー」


「な、約束、してくれないか?」


「何を?」


「笑うなよ。東京に行っても…次にモクレン咲くまで…彼氏、つくんないでくれ」


「えっ…」


「俺、浪人することに決めたんだ」


「第2志望受かったのに」


「第1志望以外、考えられないんだ。俺の第1志望は…」


「言わないで。わかった。わたし、向こう行ったら、こう言っていいんだよね?『彼氏、います』って」









「ああ。イクラでも」

寿司屋「はい、軍艦ね」


先生「高木、そういう注文よしとこな」
posted by 何丸 at 19:32| 男子高生高木伝説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「金九先生 3」

金九先生「皆さんは、用務員の松田さんを知ってますね?」


生徒「知らね〜」


金九先生「今朝、松田さんは、緑のゴミ袋に空き缶やプラスチックごみなどを拾っていました」


生徒「仕事だろ」


金九先生「お会いしたのは駅前です」


生徒「行き過ぎだよ(笑)」


金九先生「それは朝の六時でした」


生徒「年寄りは朝が早い(笑)」


金九先生「松田さんは、今月で引退されるそうです」


生徒「えっ?」


金九先生「生徒のために自分が最後にできることはこれくらいだと…」


生徒「…」


金九先生「卒業式の後に帰る道…。振り返った時に、校舎のある景色が、せめてきれいであるようにと…」


生徒「ま、松田さん…」


金九先生「わたしは、みなさんに代わって言いました」


生徒「サンキュ、金九さんよ」









金九先生「分別できてませんよ、と」


生徒「そこかい!」
posted by 何丸 at 09:23| 単発コント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月08日

「光熱費疑惑」

記者「大臣、家賃タダなのに、なんでこんなに光熱費使ってるんですか?」


大臣「適切に処理しております」


記者「事務所にプールあんですか?」


大臣「適切に処理しております」


記者「スパですか?」

大臣「適切に処理しております」


記者「スパリゾートですか?」


大臣「適切に処理しております」


記者「スパリゾートハワイアンズですか?」

大臣「適切に処理しております」


記者「スパですか?」

大臣「戻ってる!」


記者「インフルエンザですか?」


大臣「適切に処理しております」


記者「その心は…」


大臣「こうねつが出る…適切に処理しております」


記者「ねえ、だいじ〜ん」











大臣「はい、なんでしょう、王様」
posted by 何丸 at 09:21| おうさまだいじん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月02日

「ミソラ」

営業「はじめまして。お時間いただきまして恐縮です」


美空「部下から話が行ってると思いますが、部長の美空です」


営業「ミソラさんですか。あの人と同じですね」


美空「よく言われます」


営業「ミソラ獅堂さんと」


美空「誰ですか」


営業「ところで、営業車の車種はお決まりですか?」


美空「どうしようか迷っています」


営業「ドレにシようかと?」


美空「いや。こないだ大晦日から韓国に行って、あちらの車も安くていいかな、と思ってねえ…」


営業「おおミソファに?」


美空「いま、おおミソファって言った?」


営業「言ってません。ソラミミでしょう」


美空「ですから、今回の話は、なかったことにしてくれませんか?」


営業「そ、それはないでしょう!







ミソラファん!」


美空「いま、ミソラファん、っつったよね?」


営業「言ってません」
posted by 何丸 at 08:50| 単発コント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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