2008年01月24日

ういっきゅうさん

上人「ういっきゅう。そちは、今日まで厳しい修行によく耐えた。一人前と認める証に新しい名をつけてしんぜよう」



ういっきゅう「ありがたきアリババ」



仙人「雲のように柔らかな心と、固い意志とを併せ持ったそなたは、今後末永く『雲固』と名乗るがよい」



ういっきゅう「あっ、いやっ、その、私はまだ未熟にて、それほど固くございませんので変えて下さい」



上人「では、そのしっかりと地に根を張った謙虚さをもって『雲地』とするがよい」



ういっきゅう「えっ。いや、私はこざかしく動きまわるばかりでございますので」



上人「では、そのたけたる知をもって『雲知』とするがよい』



ういっきゅう「どうか雲のほうをご容赦ください…祥弁上人」



上人「では、その珍しき固辞をもって…」



ういっきゅう「本気だな、テメー」
posted by 何丸 at 09:53| うぃっきゅうさん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月19日

うぃっきゅうさん

和 尚    「うぃっきゅうや、こっちにおいで」

うぃっきゅう 「真ん中を歩いてまいりました」

和 尚    「うぃっきゅう、じつはな、お前は天皇さまの子どもなのじゃ」

うぃっきゅう 「おしょう、頭が高い」

和 尚    「そうじゃな。本来であれば、土下座をするとこじゃな。

しかし、天皇さまは、お前を宮廷には迎えぬそうじゃ」

うぃっきゅう 「そ、そうでしたか」

和 尚    「お前に、宮廷は似合わぬ」

うぃっきゅう 「キューティーハニー?」

和 尚    「言っておらん。お前は、わしのところにおれ。

わしが、お前の親のかわりじゃ」

うぃっきゅう 「おしょー!」

和 尚    「さっ」

うぃっきゅう 「おしょー!」

和 尚    「ささっ」

ういっきゅう 「おしょーっっっ」

和 尚    「さっ。うぃっきゅう、そういう気持ちワルイことはやめよ」

うぃっきゅう 「和尚さまは、私の親ではありませんか!」

和 尚    「それは、ムリ」

うぃっきゅう 「くそー」

和 尚    「ここに、天皇家からの手紙がある。お前宛じゃ」

うぃっきゅう 「・・・というわけで、宮廷には迎えられません。

そのかわり、

毎年金50両を・・・」









和 尚    「うぃっきゅうやー!!!!」

うぃっきゅう 「ささっ」


posted by 何丸 at 07:51| うぃっきゅうさん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月21日

「うぃっきゅうさん・留守番」(作品212)

和尚 「これ、うぃっきゅう、今夜はおまえ一人で留守番じゃ」





うぃっきゅう 「こわい」





和尚 「そういうと思ってな。ここに三枚のおふだがある。困ったときは、このお札に助けてもらうのじゃ。さらば〜い!」





うぃっきゅう 「こわいよー」





山姥 「あのう、ただのヤマンバなんですけどー」





うぃっきゅう 「うわっ。もう来た!」





山姥 「あのう、小僧さんと栄養について語り合いたいのですがー





うぃっきゅう 「おっ、おふだよ、ぼくのかわりに返事をしてくれ!」





おふだ 「はい、逃げるうぃっきゅうさんのかわりに返事をします!」





山姥 「あっ、うぃっきゅう、逃げるつもりかっ!こっちこい!」





うぃっきゅう 「おふだ!つかまってしまったじゃないか!」





山姥 「はっはっは、いっぺんに食うか、それとも2回に分けるか?」





うぃっきゅう 「くそう、二枚目のおふだよ!僕を助けてくれ!」





おふだ 「・・・」





うぃっきゅう 「どうしたんだ!はたらけ!なぜ休んでいるんだ!」







































おふだ 「おふだが・・・オフだ・・・」





うぃっきゅう 「いうなー!ちくそー。このままでは、お寺がのっとられてしまう!」





山姥 「のっとらないよ。食うんだ」





ういっきゅう 「最後のおふだ、お前がたのみだ。飛んでいって、たすけを呼んできてくれ!





おふだ 「がってんでぇい!」












































































太助 「こんにちはー、足でまといで有名な太助でーす」





山姥 「まあまあ、太助さんまで」

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つけたし
posted by 何丸 at 11:26| うぃっきゅうさん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月17日

「うぃっきゅうさん 2」

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※最初の「うぃっきゅうさん」は、作品1です。




将軍「さあ、うぃっきゅう、この屏風の中のトラを捕らえてみよ!!」





うぃっきゅう「それでは、将軍様・・・」





将軍「なんじゃ」





うぃっきゅう「真ん中を歩いてまいりました」





将軍「何でもその手が通用すると思うな」





うぃっきゅう「困ったな。そうだ、こんなときは、和尚さんが『どうしようもなくなったらこれを見るのだ』と渡してくれた巻物を見ればいいんだ!」





将軍「巻物でもなんでも頼るがよいぞ。どうせできはしまい」





うぃっきゅう「なになに、『死んでおわびしな』か。うそー」





将軍「はっはっは。どうする?降参すれば命はとるまい」





うぃっきゅう「降参。」





将軍「えーー、早いぞー。もう少し考えろよ」





うぃっきゅう「たとえば?」





将軍「『将軍さま、ではトラを追い出してください!』とかは?」





うぃっきゅう「くっだらねー」





将軍「『屏風にオリの絵を描きました。これがホントのトラ絵る、なんつってー』などは?」





うぃっきゅう「だっせー」





将軍「じゃ『カメラで写真にとらえましたー!』なんかいいだろう?」





うぃっきゅう「あ、それ、いただき」





将軍「いや、われながら気に入った」





うぃっきゅう「『カメラで写真にとらえましたー!』」





将軍「褒美をとらす」





うぃっきゅう「ありがたき、しわわせ」




































































将軍 「写真に、な」



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つけたし
posted by 何丸 at 07:26| うぃっきゅうさん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月19日

作品1 「うぃっきゅうさん」

おしょうさん「うぃっきゅう、朝めしを食いたいのじゃが、わしのハシはどこじゃ?」

うぃっきゅう「まん中を歩いてまいりました」

おしょうさん「何でもその手でうまくいくと思うな。
       ところで、いいか、うぃっきゅう。
       このツボの中には“毒”が入っておる。
       わしが出かけている間、このツボは、けっしてあけてはいかんぞ」

うぃっきゅう「それでは、おしょうさん、毒をおいだしてください!」

おしょうさん「べつに、退治しなくてよろしい。あけなければ良いのじゃ」

うぃっきゅう「まん中を歩いてまいりました」






おしょうさん「わかればよろしい。
       じつは、今日わたしが出かけるのには、りっぱなワケがあるのじゃ」

うぃっきゅう「ハゲが

おしょうさん「ワケじゃ。じつは、おまえが、
       さるお方の子かもしれぬという話なのだ」

うぃっきゅう「サルの子でしたか・・・」

おしょうさん「さるエライ方じゃ」

うぃっきゅう「えらくてもサルはイヤでございます」

おしょうさん「とある、という意味じゃ。
       おまえはもしかしたら、身分が高い生まれだったのかもしれぬのじゃ」

うぃっきゅう「おしょう、頭が高い

おしょうさん「なんという変わり身の早さじゃ。
       しかし、まだ、はっきりそうと決まったわけではない。
       うぃっきゅう、どんなに身分が高くとも、われらは、仏につかえ身じゃ。
       いつまでもケンキョでなくてはならぬ」

うぃっきゅう「わかったか?」

おしょうさん「はい。・・・ではない!!もうよい。
       けっしてツボの中を見るでないぞ!」

うぃっきゅう「けっして、あんころもちを見ません」

おしょうさん「・・・なに?ど、どうして知っておる?」

うぃっきゅう「あ、えーとえーと、きのう、えーと、アンガールズの背の低いほうが、
       といってもけっこう背が高いんですけど、っていうか、
       とんねるずのノリタケもそうなんですけど、
       で、えーと、テレビ見てたら、
       あー、やっぱ、それは置いといて・・・」

おしょうさん「いいわけは見苦しいぞ!
       よくもワシの大好物のあんころもちを食べたな!」

うぃっきゅう「いいえ。わたしは、おしょうさんの身をあんじたのです」

おしょうさん「どう案じたのじゃ?」

うぃっきゅう「さいしょは案じていたのですが、だんだん餡じてしまいました」

おしょうさん「ゆるせぬ。仏につかえる身として、ぬすみはゆるすことができぬ。
       これ、うぃっきゅう、このしまつは、どうつけてくれるのじゃ?」

うぃっきゅう「かわりにたくさんホットケーキを焼きまする」

おしょうさん「ふむ」

うぃっきゅう「それを一気におしょうさまにつめこみまする」

おしょうさん「・・・それでめでたくホットケーキにつっかえる身
       になるというワケじゃ」

うぃっきゅう「はっはっは」

おしょうさん「ゆるさん!おまえは、自分を何様だと思っておる!」

うぃっきゅう「・・・あたしかい?あたしはコイツらの先生だよ」

おしょうさん「誰の先生じゃ!」

うぃっきゅう「ケンカ上等、ぬすみ食い上等、
       でもな、弟子をうらぎって、
       あんころもちを“毒”とかぬかすあんたには、
       あっつい血が流れてるって言えんのかい?」

おしょうさん「ドクっ、じゃなかったドキッ」

うぃっきゅう「あんころもちくれえで、食ったの食わねえのって、
       あんた、それでも、寺をあずかる、おしょうさんかい?」

おしょうさん「・・・すまん。考えてみれば、わしもオトナ気なかったな」

うぃっきゅう「そうそう。
       あんころもちや、
       究極なめらかこってりチーズケーキや、
       テレビ局取材殺到幻プリンや、
       紅玉リンゴまるごと一個入りアップルパイや、
       7種のフルーツたっぷり南青山のマチュドニア・タルトや、
       ふわふわ抹茶入り小倉あんのロールケーキや、
       朝摘みイチゴ大福や、
       とろけるフォンダンショコラ
       ・・・なんかを食べたくらいで叱るとは、心がせまいのう」

おしょうさん「・・・わ、わしの、わしのお取り寄せスイーツを・・・。  
       うぃっきゅう、かくごせい!!」

うぃっきゅう「かくご?わたしは、えらいサルの子どもですぞ!」

おしょうさん「ふっふっふ。いいのかな?
       二度とガンプラをつくるお小遣いがもらえなくなっても。
       いいのかな?」

うぃっきゅう「・・・まん中を歩いてまいりました」



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何丸より
posted by 何丸 at 14:45| うぃっきゅうさん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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