2005年12月03日

「ふつうじまん」(作品21)

A「まあ、おれくらいふつうな人間はちょっといないかな」

B「どんなところが?」

A「おれちゃんはな、じまんじゃないが、ねるんだ」

B「そんなの、みんなねるじゃないか。なんだ“おれちゃん”って」

A「どうだ、ふつうだろ?」

B「うん、まあな。でも、そんなのじまんになるのかよ」

A「“じまんじゃないが”っていっただろ」

B「まあ、そうだけどさ。でも、どうきいてもじまんにきこえるぞ」

A「それはキミのかって。で、おれ君がすごくふつうなのはな」

B「なんだよ“おれ君”かよ」

A「それはな、たまに夜ふかしするところだ」

B「ふつうじゃんか」

A「な、ふつうだろ」

B「あ、ああ。たしかに」

A「“ああ、たしかに”だと?このやろう、おれさんのふつうさがわかってねええな」

B「何だよ、いきなり。じゃあ、せつめいしてみなよ」

A「おれさまがどんなにふつうかというとだな、夜ふかしして早おきするとだな」

B「うんうん」

A「次の日」

B「うんうん」

A「ねむいんだ」

B「だあっ!あたりまえじゃないかよ!」

A「あたりまえ、だと?ふつうのおれ閣下にむかってあたりまえとは何だ!」

B「ああ、わるかったよ。おまえはふつうだよ。とってもふ・つ・う」

A「お、おまえ、いいやつだな」

B「それで、ねむいとあくびがでたり、うたたねしたりするんだろ」

A「すごい!予知能力者か、おまえは」

B「ふつうの人間だよ」

A「ど、同志よ!おれ陛下は今、モーレツに感動している!」

B「やっぱ、おまえ、ふつうじゃない」

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何丸より
posted by 何丸 at 16:36| 漫才風コント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月24日

作品6 「スター・ウォーズな一日」

ルーク 「どーも、ダブル・スカイウォーカーですけれども」

アナキン「ところで、ルーク君な、きのう、ぼく、
    『スター・ウォーズ』な一日でしたん」

ルーク 「なんやねん、いきなり『スター・ウォーズ』な一日て」

アナキン「きのうな、公園行きましたら、久しぶりに、滑り台、やりたくなったんですわ」

ルーク 「滑り台、なつかし〜いなあ」

アナキン「その滑り台、むちゃくちゃ滑るらしいんですわ」

ルーク 「どこがスター・ウォーズやねん」

アナキン「怖くて止まってたら、後ろの子どもが、
    『ダーって、すべりなー』、 『ダースベイダー』・・・」

ルーク 「ムリムリやがな」

アナキン「ぼくの暗黒面を見破られたんですわ」

ルーク 「何が暗黒面や」

アナキン「大人はダマせても、子どもは、ねえ?」

ルーク 「何が、ねえ?じゃ。暗黒面なんて見えへんて」

アナキン「じ・つ・は、そこへさんぽしてた犬が、フンをしたんですわ」

ルーク 「フンねえ」

アナキン「近づいた子どもが、『やっぱり、暗黒面!』って」

ルーク 「そりゃ『うんこ踏めん!』じゃ!それだけかい?」

アナキン「そのあと、花壇の花が枯れそうなのに気づいたんですわ。」

ルーク 「さいきん、暑うてかなわんもんな」

アナキン「そうなんですわ。水やらんといかんな思てたら、
     何や変なおっさんが寄ってきたんですわ」

ルーク 「公園の管理人さんかなんかかいな」

アナキン「ぼくが『ぼくになにか?』って聞いたら、
     そのおっさん、決定的な名前を言ったんですわ」

ルーク 「決定的ね」

アナキン「『ヨーダ』って、言ったんですわ」

ルーク 「そりゃ『用だ』って言ったんやろ!」

アナキン「で、『宇宙の平和のため、わたくしめにできることがありましたら』って
     言ったんですわ」

ルーク 「何が宇宙の平和じゃ。宇宙わかっとんのかいな」

アナキン「そしたら、ヨーダのおっさんが
    『フォースを使ええ!!』って言ったんですわ」

ルーク 「そりゃ、ホースや!ホース!」

アナキン「そんでぼく、フォースを使いすぎまして、腹がへったんですわ」

ルーク 「水、まきすぎや」

アナキン「そんで公園の横の食堂に入りましてん」

ルーク 「食堂でも、なんかあったんかいな」

アナキン「その食堂、定食が100種類もあるんですわ」

ルーク 「そりゃあ、ぎょうさんでんなあ」

アナキン「ですやろ?ご主人に
    『こないぎょうさん、よくおぼえましたな』て聞いたんですわ・・・」

ルーク 「記憶力が、いいんやろなあ〜」

アナキン「記憶力ちゃいますねん。
     ご主人、 『帝国の逆襲をしました!』って言いましてん」

ルーク 「ちょと、ちょと。もしかして、それは
    『定食の学習』ちゃいますやろか?」

アナキン「それだけちゃいますねん。
     寿司職人もやってたご主人、新しいメニューのために
    『シスの復讐もしましたあー!』て」

ルーク 「『寿司の復習』やろ!」

アナキン「も、一日じゅう宇宙の戦争にまきこまれてヘトヘトなりまして、
     帰りの電車でアミダラに忘れ物しましたがな」

ルーク 「あみだなや」

アナキン「アパート帰って、疲れとってまおうとシャワー浴びたんですわ」

ルーク 「そりゃ、ごくろうさん」

アナキン「そしたら、急にシャワーの水が止まってもうて」

ルーク 「なんぎやな」

アナキン「そこへ、どこからともなく、声が聞こえてきたんですわ」

ルーク 「何がやねん。なんとなくわかるけれどもな」

アナキン「『ホースを使え!!』」

ルーク 「もうええわ」


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何丸より
posted by 何丸 at 15:25| 漫才風コント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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